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ささやかな叫び

NOVEMBER 21 - DECEMBER 27 2020

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ささやかな叫び

NOVEMBER 21 - DECEMBER 27 2020

開館時間 12:00 – 19:00
閉館日 火曜日・水曜日
入館料 無料
 
ささやかな叫び A Modest Scream
 
The Massは、11月21日(土)から12月27日(日)まで、soh souen(ソー・ソウエン)の個展「ささやかな叫び A Modest Scream」を開催いたします。
本展は桑園 創(くわぞの はじめ)の名義から一新したsoh souenによる最初の展覧会となります。 2019年から制作を続けているポートレート作品「tie」、抽象表現によるパステル作品「etude」、 「caress and hug」と立体作品「my body, your smell, and ours」を発表いたします。この機会に soh souenの最新作をぜひご高覧ください。
 
「etude」、「caress and hug」の中で描かれる抽象表現による作品は、顔料や土を混ぜ自作のパス テルを作り、自身の手で直接紙に描いています。呼吸をするようになぞりながら絵肌と対話をし、 徐々に浮かび上がる色面からは静かに湧き上がる内なるエネルギーを感じさせます。通常、パステル 絵画などは経年劣化を考慮し最終的に定着材などを使うことが多いとされる中、souenはあえて顔料 を紙面に定着させず、永遠に触れられる媒体として向き合い、より身体性を画面に求めながら現在の 表現方法に辿り着き、結実させています。本展ではパステル作品と合わせ、治癒や浄化を元に採取さ れた25種類のハーブと香木を配したインスタレーション展示にて身体をイメージした立体作品「my body, your smell, and ours」の新作も発表いたします。
 
本展に合わせ、展覧会カタログの刊行を予定しております。
 
soh souen(ソー・ソウエン)は1995年福岡生まれ。大学在学中から一貫して身体、わたし、他者などア イデンティティーを軸に、身体を有する存在として現代における絵画制作の探究を続け、初期作品である 「body to body」を経て、本展で発表する「tie」、「caress and hug」へと自身の表現領域を広げてい る。The Massでの展示は2018年に開催されたグループ展「PORTRAIT」への参加以降、2回目の展示に して初の個展となる。

PAST

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GENERATION Z

NOVEMBER 16 - DECEMBER 15, 2019

開館時間 12:00 – 19:00

閉館日 火曜日・水曜日

入館料 無料
 
from COMMAND Z to GENERATION Z
 
‘およそ20年前のコマンドZの展覧会が開催されたのは2000年の始めであり、その時代にジェネレーションZが生まれる。’ フューチュラは自分自身の過去を振り返る事と同時に、未来を見る事も大事だと思っていると話し、制作について次のように語っています。「グラフィティは自分の存在意義を確認するためのものだった。自分の名前を世界中に知らしめたかった。名を轟かせたかったんだ。ただ諦めずに創り続けること。立ち止まらず、ひたすらに創り続けるんだ。」
 
約20年ぶりに日本で開催される本展覧会では、4つの異なる彫刻作品や、2019年の日本滞在中に制作された27点のコミッションワークを展示いたします。本展覧会では、フューチュラの息子であり13th Witnessの名で知られるフォトグラファー、ティモシー・マクガーの作品も展示予定となっており、親子での合同展示は初の試みとなります。
 
Futura:
グラフィティというものが公のアートギャラリーに認められ始めた時代のパイオニアであるアーティスト、フューチュラ 2000(本名:レナード・ヒルトン・マクガー)は1970年代後半に早くもグラフィティにおいて革新的なアプローチ、すなわちそれ以前はレター(文字)を基本としたルールが存在していたのに対して、アブストラクトなスタイルを世の中に示した事で知られています。彼のキャンバス作品は1980年代に注目を浴び、ジャン=ミシェル・バスキア、キース・ヘリング、そしてケニー・シャーフとともに大きなアートムーブメントの立役者となりました。彼は『サブウェイ・スクール』と呼ばれるニューヨークの地下鉄グラフィティシーンにおいてグラフィティを全て独学で覚え、彼の熟達した色彩感覚、幾何学的な構成、そして線はワシリー・カディンスキーの作品にたとえられています。そして、彼の友人でもあるドンディ・ホワイトやラメルジーとならび革新的で最新のダイナミズムを表現する作家として称えられています。
 
© Futura, POST PRODUCTION, 2019
(90 × 150 × 4.8 cm)

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Liquid and Magnetic Radiation

JUNE 29 - JULY 28, 2019

開館時間 12:00 – 19:00

閉館日 火曜日・水曜日

入館料 無料

 
The Massではセブ・ジャニアックによる日本初個展を開催いたします。
 
30年以上にも及ぶ写真家としてのキャリアを通して、セブ・ジャニアックは驚くほど多彩な領域を探求してきました。革新的な技術と独特な視点が際立つマット・ペイントのシリーズ以降、写真が持つあらゆる可能性を取り入れながら、見事な調和が作品におとしこまれています。フリーランスのグラフィックデザイナーとして活動を始めた若き⽇のジャニアックは、アーティストになろうという明確な意思を持っていたわけではありませんでした。好奇心の赴くままに制作をし、偶然に出会ったカメラで実験的に制作を続けたことが、数々の作品を生み出すきっかけとなりました。
 
1987年になると、テレビや映画制作の現場ではQuantel社のPaintboxの使用により、イメージ生成やデジタル加工が可能になりました。ジャニアックはこれらの本来の⽤途を超えた技術を用いた第一人者の一人です。彼のとめどない空想の世界に、これまでにないリアリティさを組み込み創られた作品は、写真美学に新たなの価値をもたらしました。様々な国で撮影されたイメージがデジタル技術により、大判サイズのフィルムにまとめ上げられています。圧倒的な透明感を放つSFの世界が創り上げられており、この新たな作品スタイルは、セブの作品を皮切りに、その後20年間で主流なスタイルとなりました。
 
セブ・ジャニアックは、アーティストとして作品を創り続けることで世の中に示唆して行きたいという絶え間ない欲求を持つパイオニアとして、世の中を観察し、挑み続けています。現実を理解する手助けとなるもの、新たな視点のきっかけとなるもの、意味を生み出すものへ強い渇望を持っています。彼は、確立されている現象(特に宗教、科学、天体物理学)であろうと、ニッチな領域(秘教やUFO研究)であろうと、彼の想像力は時間や場所を超越して、多様性を持つ⼈类を対象としています。
 
初期のデジタル写真作品で成功を収めたジャニアックは、1995年には広告の世界で一躍時の人となります。写真からビデオへとそのスタイルを移⾏させると、すぐに著名なミュージシャンたちから声がかかり、ダフト・パンク、ジャネット・ジャクソン、ロビー・ウィリアムスらのミュージック・ビデオを手掛けることになりました。
 
その後の10年にも及ぶ多忙を極めた生活により2015年に体調を著しく崩したジャニアックは、大幅なライフタイルの変更を余儀なくされました。そして、委託制作から一線を退くことを選択し、再び初期の作品制作に立ち返り、新たな写真作品におけるスタイルを追求することになりました。「チベット死者の書」などの伝統的な東洋の文献や西洋美術史などの様々な文脈からインスピレーションを得て制作を続け、自然やアイディアを表現したアンサンブル作品を作り出しています。
 
2009年以降、ジャニアックは自身の新たな挑戦として、二重露出、スーパーインポーズ(映像に画像や⽂字などを合成する技術)、フォトモンタージュ(合成写真)といったアナログ写真の技法に制限しながら探求を続けています。
 
―Paul Frèches(ギャラリスト、キュレーターを経て、現在は在上海フランス総領事館所属⽂化担当官)
 
 
Liquid (2014)
 
2種類の流体(液体と気体)の間にある永続する⼒(重⼒や流体力学)のバランスを考えると、純粋な形とは何かを考えることになり、実際に私たちが見ている姿形は、景観や環境を通すことによってのみ見ることができているということが分ります。「形がある存在とは実体がないのであり、実体がないからこそ形ある存在となる」という格⾔があるように、形そのものを作り出す知識/情報がなければそれそのものは存在しないのです。
 
以下の引⽤にもあるように、
 
「この世界には、現実的・具体的なものは存在せず、相対的な側面が世界のあり方であり絶対的なものは存在しません。(…)現象は、原因や状況が時に依存したり、自立したりし合う関係性の中で起こります。しかし、それ⾃身で現象が起こることはないのです。真実を考察することは、この世界の概念を超越する事でもあるのです。」
 
このシリーズでは、圧縮空気ボンベに取り付けられたバルブから出る空気と液体から泡が作られ、液体の粘性が圧⼒による泡の変形を遅らせ、圧縮された泡の重なりが発⽣しています。真空空間という内在するものが外に出ることのない性質を利用し、撮影時には周辺環境からの反射により、作品を照らすようにしました。
 
Magnetic Radiation (2011 – 2012)
 
「Magnetic Radiation」のシリーズで強磁性流体(鉄ナノ粒⼦を含む液体)を使ったのは必然でした。磁力線の動きを可視化し、撮影では複数の磁場を並行や反並行に配置することで磁場の力と距離に変化をつけていきました。強磁性流体は漆黒なため、周辺環境の反射によってのみ確認することができます。
 
これは目に見えない領域がイメージとして生み出される’発現’に似ています。自然界における美しさとは、それぞれに原子レベルの構造がもたらされており、それらは物質が形作られた宇宙の起源にまでさかのぼります。そして、1400万年の時を経て、私たちに生きていることの意味を改めて考えさせることとなるのです。
 
注: ポストプロダクションによる、色補正、レタッチ処理、特殊効果などの加工はしていません。2009年より、ジャニアックはこの探求に新たな条件を設け、1850年以来使⽤されているアナログ写真の技術のみでの制作を行っています。具体的には、写真のパイオニアであるヘンリー・ピーチ・ロビンソン、エドゥアール・バル デュス、ギュスターヴ・ル・グレイなどに着想を得た⼆重露光、重ね焼き、フォトモンタージュなどです。
 
 
Seb Janiak The Kingdom
100部限定
ソフトカバー
42 x 26 cm
39ページ
テキスト 英語・日本語
2019年
 
Mimesis シルクスカーフ
柄 Mimesis 5種限定 (各モチーフ12枚)
素材 100% シルク, 手巻き
94 x 94 cm
Made in France, 2019年
受注発注 (4 週間)
 
© Seb Janiak, Liquid 01, 2014

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12 TITLES

FEBRUARY 9 - MARCH 10, 2019

開館時間 12:00 – 19:00
閉館日 火曜日・水曜日
入館料 無料
 
The MassではToluca Éditionsを開催いたします。
 
写真のタイムカプセル
 
1860年代に日本中に普及した写真館では、ダゲレオタイプそして湿板というかたちで主に肖像写真が撮影されていた。1848年、のちの薩摩藩藩主である島津斉彬によって写真機が日本に輸入されて以来、各地に定められた開港場を通じて写真を含む西洋の技術が日本の近代化を支えることになる。日本における写真機の使用目的は主に肖像と風景の撮影であり、その点では西洋と同様だが、輸入されたばかりの写真技術は日本固有の活用方法をもって全国に普及する。その文化的差異は、現存する湿板写真に窺える。西洋で撮影された湿板は金色の額縁に収められていたのに対し、日本で製作された湿板は檜製の共箱に安置されていた。その箱には撮影日と被写体の名前が墨で記載されていた。写真の私的な鑑賞を促すこの工芸的な保存方法は日本においても、写真プリント(鶏卵紙そしてゼラチンシルバー·プリント)の普及とともに失われ、それに取って代わるかたちで「写真アルバム」が新たな定型となった。写真アルバムという個人的な編集物はさらに、写真印刷技術の発展と共に「写真集」に押しのけられた。二十世紀の視覚文化において写真を中心的な存在として据えるうえで多大な影響を与えた写真集は、「書籍」というフォーマットをもって写真とテキスト(文芸と理論)の関係性をより強固なものにした。デジタル·ポートフォリオが主流となった、非物質化した写真の現在において、手書きで記載された共箱に収められたガラス板写真は化石のような存在である。
そのなかでトルーカ出版は十五年前から、豪華にして妥協のない写真出版事業を通じて、写真というモノを革新しながら現代的な存在として維持し続けてきた。デジタル画像の氾濫によって写真集というフォーマット自体が危機的状況に晒されている現在、トルーカ出版は、箱入り写真と写真集との中間点に位置する、独創的な写真オブジェを製作し続けている。その製作方針はシンプルでありながらユニークである。トルーカ出版の出版物とは、特製ケースにテキストおよびオリジナル写真プリントを含む未綴じのルーズリーフが含まれているものである。各タイトルの製作にあたって、写真家、執筆家、そしてデザイナーがそれぞれ写真、文章およびケースという構成要素を作り出し、トルーカ出版側がそれらを編集し、グラフィックデザインを施す。
 
トルーカ出版の製作物は写真集と同様に、テキストとの深い関わりを持つ。掲載されているテキストはモノグラフィーに掲載されるような作品解説でなければ、クリス·マルケルや荒木経惟らの写真集に載る、写真家自身による文章でもない。その製作物の柱となる写真の視覚的世界に緩やかに呼応する、独自の文芸作品である。また写真集と同様に、トルーカ出版の製作物は、写真·テキスト·デザインという三つの分野のマルティプル·アートに基づく点において、二十世紀の文化製作技術と深い関わりを持つ。これら三つの分野は、大量生産を視野に入れた技術インフラを必要とする。その点では、トルーカ出版の製作物は現代的な文化オブジェの象徴である。
写真、テキスト、デザイン。トルーカ出版の製作物は三重の意味でマルティプル·アートである。しかし、マルティプル·アートにおいて部数を限定することは極めて恣意的な決断であり、その背景にはだいたい商業的な打算が働いている。写真プリントや版画など本質的にマルティプルであるものを、なぜ部数限定で販売するのか。部数を限定して作品価値を高める戦略は、彫刻の経済モデルに由来する手法である。ところが、トルーカ出版の製作物には、まさに彫刻的なクオリティを見いだすことが可能であり、各製作物を部数限定で発行する意味はそこにある。個々のケースには、独創的なデザイン、豪華な文芸出版とヴィンテージ写真を束ねる、統合的な作品が収められている。トルーカ出版の製作物を鑑賞するうえで重要な要素は、その感触である。写真の粒子(その点において、カンディダ·へーファーの高解像度プリントから森山大道による粒子の荒い東京風景写真まで、トルーカ出版の嗜好は幅広い)、最適な印刷紙の追求(良質な写真集には必ずよい紙が選ばれている)、そして形状と材質をもって写真および文芸作品の世界観を凝縮するケース。これらはすべてテクスチャである。
 
より本質的なレベルで、トルーカ出版による製作物の特徴は写真の時間性を複雑化することにある。一枚一枚の写真は、撮影された時点で独自の時間性を有する。その画像に含まれる記号によって、また写真と同じ紙面に掲載されたテキストとの関係性によって、その時間性が複雑化する。ある蒐集家がトルーカ出版による作品を購入すると、その作品は特製ケースに保護され、外気に触れずにゆっくりと経年変化していく。トルーカ出版による製作物は、写真のタイムカプセルである。
実際に一つの製作物を手にしてその特製ケースを開けると、一般的な書籍のように直線上でない、その出版物独自の空間性が繰り広げられる。トルーカ出版の多くの製作物は未綴じのルーズリーフを使用しているため、写真および文芸作品の体験がより自由になり、展覧会のように複雑なパターンをもって構成される。デュシャンによる『トランクの中の箱』を連想されるものである。ケースには、綴じられた本の代わりに折られた用紙が収まっている。折は空間を区切り、新たな次元を生み出し、読書体験において複雑な時間性を生み出す。折とは非言語的な結界である。
 
コンパクトな書斎にトルーカ出版が発行した全42点の製作物がぎっしりと並ぶ姿を想像してみよう。その個々のタイトルには小宇宙のように、独自の時間性と世界観が含まれている。写真愛好家として、このユニークにして有機的な出版世界をさらに複雑化するであろう、トルーカ出版による今後の製作物の発行を期待するばかりである。
 
大澤 啓(東京大学総合研究博物館インターメディアテク特任研究員)
 
 
トルーカ・エディションズはアレクシス・ファブリーとオリヴィエ・アンドレオッティの二人により2003年に設立され、パリを拠点とするユニークな出版社です。フォトグラファー、ライター、デザイナーとのコラボレーションにより制作されるカスタム・メードの外装は、20世紀初頭に生み出された「アーティスト・ブック」という新しい芸術形式を用いた、ハイブリッドなアート・オブジェです。
 
オリヴィエ・アンドレオッティはグラフィック・デザイナー、アーティスティック・ディレクターとして、カルティエ財団現代美術館、ジュ・ド・ポーム国立美術館、ドーハ・イスラム美術館、パリ市立近代美術館、メキシコ国自治大学付属チョポ美術館などで、定期及び限定出版物、展示カタログ、コーポレート・アイデンティティ(CI)、シグナル・システム、展示デザインなど多岐にわたる分野で活躍しています。また、ルイ・ヴィトン、ヴーヴ・クリコ、ヘネシー、ヴァン・クリーフ&アーペルなどの様々な一流ブランドとのプロジェクトに携わっています。
 
アレクシス・ファブリーは、The Anna Gamazo de Abelló Collection及びThe Leticia & Stanislas Poniatowski Collectionにキュレーターとして関わりながら、「Urbes Mutantes(国際写真センター(ICP)、ニューヨーク、2014年)」、「Latin Fire(CentroCentro、マドリッド、2015年)」、「Daido Moriyama, Daido Tokyo(カルティエ財団現代美術館、パリ、2016年)」、「Transiciones(シルクロ・デ・ベジャス・アルテス、マドリッド、2016年)」、「Géométries Sud(カルティエ財団現代美術館、パリ、2018年)」などの展示でキュレーションを担当。プライベート・コレクションのコンサルタンティングをする一方で、メゾンエルメスの副アーティスティック・ディレクターとしても活動しています。
 
VOL. 42 • Thomas Ruff, Patrick Bouvet, Herzog & de Meuron, World Wide Cloud, 2018 © Toluca Éditions

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Roses From My Garden

NOVEMBER 10 - DECEMBER 16, 2018

開館時間 12:00 – 19:00

閉館日 火曜日・水曜日

入館料 無料
 
The Massでは’ニック・ナイト’による日本初個展’Still’を開催いたします
 
現在ニック・ナイトは世界で最も影響力があり、常に最先端を行く現役のフォトグラファーの一人として評価されています。彼は40年にも及ぶキャリアの中で、常に新しい美しさを探 求してきました。また山本耀司、ジョン・ガリアーノ、ガレス・ピュー、アレクサンダー・マックイーンを含む、先進的なデザイナーたちとの画期的かつ創造的なコラボレーション や、ディオール、資生堂 、トム・フォード、マックイーン、ナイキのような権威ある企業に向けた前衛的な広告キャンペーンにより、ファイン・アートとファッションの分野でその地 位を確立しました。 商業的な成功を収める一方で、ナイトには常に探求し、自身に挑み続けたいという欲求から、個人的な側面を表す作品があります。今回開催される運びとなった 「Still」では、ある意味、より個人的であり、ナイトの絶え間無き美学的余白への探求が顕著に現れた、特徴的な3作品−「Flora」、「Roses, Photo Paintings」、「Roses From My Garden」−をご覧頂くことが出来ます。私たちが普段見慣れている花々のイメージとは異な り、ナイトの作品がもたらす調和とイメージのバランスにより、私たちは心動かされ、自然 が持つ力やその束の間の美しさに思いを巡らせるのです。
 
国際的なデビューを飾ることとなったナイトの「Roses From My Garden」のシリーズは、フォトグラファーが常に立ち向かっている問題をテーマにしています。ナイトにとって、現代 の写真撮影とはその起源からは遠く離れ、その昔必要であった化学、科学、印刷処理から解 き放たれたものであり、写真は今や、心象とイメージの純粋な創作に集中できる媒体なので す。ナイトの考えでは写真撮影と創作は異なる行為であり、自身をイメージ・メーカーと称 するように、ナイトはアーティストでありフォトグラファーではないのです。しかしなが ら、この作品では伝統的なガラス乾板での印刷処理に立ち戻り、伝統的境界線という名のレ ンズを通して、私たちがどのようにナイトのコンテンポラリーな作品を見ていくのかを試しています。ここでもやはり、ナイトは私たちが見知ったものを全く新しい形で提示しており、薔薇とガラスの儚さが共鳴する一方で、印刷処理の永続性が、加速する私たちの視覚文 化におけるイメージの儚さを語りかけるのです。
 
イギリス国外で初めて、これら3作品を同時 に扱うこととなった今回の展示では、新たな美の定義と新しいものの見方を発見し、捉えた いと願うナイトの絶え間無き欲求を目撃することとなります。
 
ニック・ナイトOBE(1958年生まれ)は、イギリス人ファッション・フォトグラファーであり、SHOWstudio.comの創始者兼ディレクターです。また、ロンドン芸術大学の名誉教授を務めており、同校から名誉博士号を授与されています。過去40年に亘り、商業、エディトリアル向けの撮影を手掛け数々の賞を受賞してきました。また、山本耀司、ジョン・ガリアーノ、ガレス・ピュー、アレクサンダー・マックイーンを含む、先進的なデザイナーたちとの画期的かつ創造的なコラボレーションや、ディオール、ランコム、トム・フォード、カルバン・クライン、イヴ・サンローランのような権威ある企業に向けた前衛的な広告キャンペーンにより、ファイン・アートとファッションの分野でその地位を確立しました。W、ブリティシュ・ヴォーグ、パリス・ヴォーグ、デイズド・アンド・コンフューズド、アナザー、アナザー・マン、iDマガジンに掲載されたナイトのストーリーが、業界の伝統的なファッション・フォトグラフィーの常識を打ち破る一方で、ビョーク、レディ・ガガ、カニエ・ウエストに制作したミュージック・ビデオの受賞をもって、優れたディレクター、イメージ・メーカーとしてのその地位を確かなものとしました。1982年に出版された初の写真集「Skinheads」は、1996年にD&AD賞を受賞しました。その後、ナイトの過去12年の仕事を回顧する「Nicknight」、独特な一連の静物で構成される「Flora」をシルマー/モーゼルから出版しています。「Nick Night」の名を冠する最新の写真集は、2009年にハーパー・コリンズから出版されています。ナイトの作品は、テート・モダン、ビクトリア&アルバート博物館、サーチ・ギャラリー、ザ・フォトグラファーズ・ギャラリー、ヘイワード・ギャラリー、ザ・デリム博物館、ザ・ガゴシアン・ギャラリー等の国際的文化機関で展示されています。
 
© Nick Knight, Sunday 6th November, 2016

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PORTRAIT

AUGUST 25 - SEPTEMBER 23, 2018

開館時間 12:00 – 19:00
閉館日 火曜日・水曜日
入館料 500円 ※学生無料
 
この度、The Massでは8月25日(土)より S.U.C.C.* との企画による『PORTRAIT』展を開催いたします。
 
本展覧会では、’PORTRAIT’ をテーマとし、多様なアーティストの作品を一同にご覧頂ける機会となっております。
 
* S.U.C.C.
京都精華大学ポピュラーカルチャー学部客員教授を務める藤原ヒロシ氏のもとに集まったクリエイションやPRを学ぶ学生の集団。
 
©︎ Hajime Kuwazono, body to body no.7, 2018

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戦争と花

JULY 20 - AUGUST 15, 2018

開館時間 12:00 – 19:00
閉館日 火曜日・水曜日
入館料 無料
 
この度、The Massではフラワーアーティストの東信が率いるAMKK(東信、花樹研究所)との企画による「戦争と花」を開催いたします。
 
本展覧会は「戦争と花」をテーマとし、7~8年ほど前から東 信らによって折に触れて集められた「戦争」と「花」をめぐるイメージを基礎として、国際的な写真家集団マグナム・フォト、報道写真の厖大な蓄積を持つ朝日新聞フォトアーカイブ、共同通信イメージズらの協力も得て蒐集された、戦争を題材とした様々な切り口の写真で構成される展示内容となっております。
 
人は生まれてから死ぬまでの間、祝いの花から励ましの花、弔いの花や祈りの花など、人生の様々な場面で花と寄り添って生きてきました。美しく咲き誇る花の姿に、そして儚く短い花の命に、人は言葉に出来ない感情や願い、慈しみを託して花を捧げてきました。それは戦争という人類の最も醜悪な歴史の一幕においても垣間見れる行為です。世界はここ数世紀の間に飛躍的な科学技術の発展を遂げるとともに争いをも多様化させてきたといえます。今回、この「戦争」と「花」という一見相反する要素を一つのレンズの中で繋ぎ合わせた数々の写真作品を通じて、戦争という人類の負の史実と向き合い、ひとりでも多くの人々、とりわけ若い世代の人々にも平和への思いを深く思慮する機会として欲しいと考え、開催いたします。
 
AMKK
 
フラワーアーティスト東信(あずま まこと)の花・植物を題材とした実験的なクリエイションを展開していく集団であり、その活動は、花・植物のみが有しているもっとも神秘的な形を見つけ、それを芸術的レベルに変換し表現する事で、植物の存在価値を高める事に一貫している。
 
AZUMA MAKOTO • Flower Artist
 
1976年生まれ。フラワーアーティスト
2002年より、注文に合わせてデッザンを起こし、花材を仕入れ、花束をつくるオートクチュールの花屋「JARDINS des FLEURS」を銀座に構える(現在は南青山所在)。2005年頃から、こうした花屋としての活動に加え、植物による表現の可能性を追求し、彫刻作品ともいえる造形表現=Botanical Sculptureを開始し、海外から注目を集めはじめる。ニューヨークでの個展を皮切りに、パリやデュッセルドルフなどで実験的な作品を数多く発表するほか、2009年より実験的植物集団「東信、花樹研究所 (AMKK)
」を立ち上げ、ミラノ、ベルギー、上海、メキシコの美術館やアートギャラリー、パブリックスペースで作品発表を重ねる。近年では自然界では存在し得ないような地球上のさまざまなシチュエーションで花を活けるプロジェクトを精力的に展開。独自の視点から植物の美を追求し続けている。

 
特別開館:2018年8月14日(火)、15日(水)
 
© Bernie Boston / The Washington Post / Getty Images / Kyodo News

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小村 希史 ‘大きな船’

MAY 19 - JUNE 17, 2018

開館時間 12:00 – 19:00
閉館日 火曜日・水曜日
入館料 無料
 
本展覧会に併せ、ドローイング集 ’小さな船 / Small Ship'(300部限定)の販売も行います。
 
© marefumi komura「Subtract (ビーム) 」

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ECAL Design for Luxury & Craftsmanship

MARCH 24 - APRIL 22, 2018

開館時間 12:00 – 19:00
閉館日 火曜日・水曜日
入館料 無料

 
この度、The Massでは‘ECAL Design for Luxury & Craftsmanship’を開催いたします。本展覧会では、ECAL/ローザンヌ美術大学 Master of Advanced Studies in Design for Luxury & Craftsmanship の学士または修士を取得した学生たちの作品をご覧いただけます。
 
ラグジュアリーと職人技術の分野における国際的なブランドとの数多くのコラボレーションの一部をご紹介いたします。展示のプロトタイプに加え、モックアップやイラストレーションスケッチのセレクションの数々からは、学生の制作プロセスを伺うことが出来ます。
 
ECAL / University of Art and Design Lausanne (Switzerland)
 
デザイン、写真、グラフィックデザイン、映画、ニューテクノロジー、芸術の分野で国際的に知名度が高い学校として知られる ECALは、世界の芸術・デザイン学校の中でも常にトップ 5 にランクされていま す。 2011年、アレクシス・ゲオルガコポウロスが指揮を執って以来、ECAL はクリエイティブ業界のリーダーとして成長し、その地位を確立しました。熟練した実業家、芸術家、世界の一流デザイナーや企業、文化機関との数多くのコラボレーションや協力があってこそ、今日このような成果を得ることが出来ていると言っても過言ではありません。ECALでの、チャレンジングで実践指向の教育方針は、学生たちに高い知識や数多くの貴重な経験を促しています。
 
The Master of Advanced Studies in Design for Luxury & Craftsmanship (MAS DLC)
 
このユニークなコースは、高級時計の制作、食器、ファッション、グルメ、メティエ・ダール(美術工芸)などの様々な卓越した分野のデザイン教育を希望する学士や修士、あるいは、貴重な素材を扱うことに関する特別な技術を身に付ける事を希望する者を対象としています。生徒たち(毎年世界で15名程の学生)は、100 年以上の伝統を誇る名高い企業とのコラボレーションや、国際舞台で活躍する人々が開催するワークショップを通じて、製品の生産における全工程を体験します。
 
©︎ ECAL, José Ferrufino, Slightly Windy (music box), Reuge, 2010

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政田 武史 × fragmentdesign × NOMA t.d.

NOVEMBER 18 - DECEMBER 17, 2017

開館時間 12:00 – 19:00
閉館日 火曜日・水曜日
入館料 無料

 

SHOPでは政田武史×fragmentdesign×NOMA t.d.とのコラボレーショングッズの販売をいたします。

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SHOWstudio 01

JUNE 30 - JULY 30, 2017

開館時間 12:00 – 19:00
閉館日 火曜日・水曜日
入館料 無料
 
SHOWstudio 01
 
「SHOWstudio 01」は、2001 年に SHOWstudio より出版された印刷物や写真等を含む、限定版のBOXセット作品です。このBOXセットには、アンディ・ウォーホルの「タイムカプセル」の様に、異なる作家の作品がひとつひとつ大切にコレクションされています。ファッション、音楽、芸術、デザインなど様々な分野の作品を集めた「SHOWstudio 01」には、Alexander McQueen、Juergen Teller、David Chipperfield、Kate Moss らの作品詰め込まれています。
 
Moving Kate Postcard set • Edition of 500
 
Nick Knight
Flora
ナイトが自然史博物館で見つけた花々や植物たちを一冊にまとめ上げた作品集です。この作品集では、中でも特に印象的な押花作品46点を収録し、これまでに見たことのない様な彼の写真を通した洞察表現をみることができます。(作家のサイン入)
 
Nick Knight
Nick Knight
この回顧録は、ニック・ナイトによる300以上の作品をまとめたもので、写真やイメージメイキングは、彼の並外れたビジョンや、恐れることない実験の数々から創作されている。(作家のサイン入)
 
Nick Knight
SKINHEAD
ニックナイトのデビュー作品であり、80年代初頭からのスキンヘッド文化の幻想的なビジョンを提示しています。この本は、スキンヘッドのムーブメントを決定づけたスタイルの特徴や音楽、彼らの振る舞い方についての記述とヴィジュアルで構成されています。この本は、ニックナイトの芸術性やこれまでの写真の軌跡を知る上で、必須のファッション資料にもなっています。(作家のサイン入)
 
Nick Knight
NICKNIGHT
1994年に出版されたこの本は、ニックナイトのデビューから15年間の活動をまとめています。紫色のベルベット、スエード素材で装丁されたこの上質な作品集は、Peter Savilleによるデザインです。(作家のサイン入)

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71-84

MAY 27 - JUNE 25, 2017

開館時間 12:00 – 19:00
閉館日 火曜日・水曜日
入館料 ¥1,000 (学生無料)

 

全9巻・1468ページに及ぶアートブック(W23.5 x H31.1 x D15.8 )

を同時に発売いたします。

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Henry Leutwyler ‘DOCUMENT’

MARCH 24 - APRIL 15, 2017

開館時間 12:00 – 19:00
閉館日 火曜日・水曜日
入館料 無料

 
DOCUMENT Postcard set ・ Edition of 500
DOCUMENT 3 Posters ・ Edition of 200 each

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12×12 ART×MUSIC

FEBRUARY 25 – MARCH 19, 2017

開館時間 12:00 – 19:00
閉館日 火曜日・水曜日
入館料 無料

 

本展覧会に合わせ制作した図録の販売をいたします。

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立花 文穂 展 ‘Plastic’

NOVEMBER 25 - DECEMBER 18, 2016

開館時間 12:00 – 19:00
閉館日 火曜日・水曜日
入館料 無料
 

The Massでは、立花文穂展「Plastic プラスティック」を開催いたします。

展覧会に合わせ、立花文穂デザインのグッズも販売いたします。

 
© 立花文穂, 黒星(原型), 2016

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FRAGMENT x AMKK x S.U.C.C. x The Mass

AUGUST 27 - SEPTEMBER 25, 2016

開館時間 12:00 – 19:00
閉館日 火曜日・水曜日
入館料 ¥500

 

本展示は201512月に大阪にて開催された「FLOWER HUDDLE」展をさらにアップデートさせ、FRAGMENT, AMKK, S.U.C.C. とともに、様々な「花」の姿を寄り集めた展覧会を開催います。

花にまつわる洗練された作品の展示をはじめ、AMKK (東信、花樹研究所)による生花のインスタレーション作品を展示。

AMKKによるフラワーショップも併設されます。また本展を記念し、T-シャツ、花器などのオリジナルグッズの販売もいたします。

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Avant-Garde Symbolism

JULY 29 – AUGUST 14, 2016

開館時間 12:00 – 19:00
閉館日 火曜日・水曜日
入館料 無料

 

The Massの第一回目の展示では松本瑠樹ポスターコレクションより、ロシア・アヴァンギャルドを代表する作品をグラフィックに焦点を当てセレクトし、展示いたします。1920年を横断するロシア革命期に制作されたこれらのポスター作品は、「アヴァンギャルド」という軍事用語を含んだ言葉からも察する通り、当時の国家の文化政策としてのプロパガンダ(政治・思想宣伝)、映画宣伝等の政治的要素を色濃く反映した視覚芸術の作品群として存在します。本展覧会で公開する作品群はロシア構成主義と呼ばれ、極めて最小限に制限された文字やイメージ、色を一枚の画に配することにより、説明を持たずとも直接的にその意味を伝達することができる”グラフィック”の本質を表現し、伝えることができているものと言えます。決して肯定的ではない混沌とした時代の中で築き上げられた新しい文化(カルチャー)としてのロシア・アヴァンギャルドのポスター群は、アイデンティティーを残しながらより斬新で革新的な記号としてのグラフィックデザインの存在意義を今一度問う貴重な機会となることでしょう。
 
©︎ The Mass, Nikolai Prusakov, Man of Fire, 1929